BEAT THE HEAT — '26 SUMMER NEW PRODUCT

氷の力"飲めるカタチ"に。
水より冷える、アイススラリー。

微細な氷が深部体温を効率よく下げる新しい暑熱対策──その冷たさを、電源なしで現場へ届ける。Cool Lab の高断熱ボックスと専用蓄冷剤がつくる、即戦力の「Ice Slurry Maker」。

ICE Slurry Maker
What is "Ice Slurry"

アイススラリーとは、
微細な氷が混ざった"飲める氷"。

アイススラリーは、微細な氷が液体に分散した流動性のある"飲める氷"です。氷が体内で溶ける際に大量の熱を奪う(融解熱)特性を活かし、深部体温を効率よく下げることができます。

単なる「冷たい飲み物」ではなく、冷水の約 2.6 倍の体温低下効果が科学的に確認されており、世界中のスポーツ・労働現場で実用化が進んでいる、次世代の暑熱対策手段です。

なぜ「冷たい飲み物」より冷えるのか?

水を 0℃ → 体温まで温めるエネルギーよりも、氷を溶かすために必要なエネルギー(融解熱:約 80 kcal/kg)の方が遥かに大きいから。アイススラリーは口に入った瞬間から体内で氷が溶け続け、その間ずっと熱を奪い続けます。

アイススラリーを飲料カップに注いだ状態 - 微細な氷が混ざった流動性の飲める氷
アイススラリー(微細氷飲料)の使用イメージ - 深部体温を効率よく下げる暑熱対策
Why It Works — Scientific Evidence

効果は、世界の研究で実証済み。

アイススラリーは「冷たい飲み物」ではなく、複数の科学研究でその冷却効果が明確に示された"飲める内部冷却ツール"です。代表的な3つの研究成果をご紹介します。

01
+19%
運動持続時間の延長
Siegel ら(2010)

暑熱環境下のランニング試験で、−1℃のアイススラリーを摂取した群は4℃の冷水群より 19% 長く運動を継続。体幹温の上昇抑制・疲労感の出現遅延・パフォーマンス向上が示され、世界が注目するきっかけとなった研究。

Siegel, R., Mate, J., Watson, G., Nosaka, K., & Laursen, P. B. (2010). Ice slurry ingestion increases core temperature capacity and running time in the heat. Med Sci Sports Exerc, 42, 717–725.
02
日本国内 実証
体温・皮膚温の低下
長谷川博 研究室(2015〜2017)

日本の暑熱研究を牽引する広島大・長谷川研究室は、体幹温・顔面皮膚温の低下、暑熱感の軽減、運動パフォーマンスの維持を一連の研究で報告。摂取タイミングによる効果の違いまで検証され、現場での実用性が裏付けられた。

Onitsuka et al. (2015) Journal of Thermal Biology, 51, 105–109. / Takeshima et al. (2017) Journal of Thermal Biology, 65, 26–31.
03
脳温
世界初・脳温の低下を確認
Scientific Reports(2018)

非侵襲 MRI を用いた世界初の研究で、アイススラリー摂取により脳温が有意に低下することを実証。冷却効果が"中枢"に届くことを示した画期的成果。熱中症予防において極めて重要な指標であり、科学的価値を決定づけた研究。

Onitsuka, S., Nakamura, D., Onishi, T., Arimitsu, T., Takahashi, H., & Hasegawa, H. (2018). Ice slurry ingestion reduces human brain temperature measured using non-invasive magnetic resonance spectroscopy. Scientific Reports, 8, 2757.

※ 効果には個人差があります。医学的判断が必要な場合は専門医にご相談ください。

How It Evolves — History of Ice Slurry Research

工業技術から、現場の暑熱対策へ。

アイススラリーの歩みは、工業分野での「氷を含む流体」の研究から始まり、2010年に「飲む内部冷却」へと転換、東京2020大会では複数競技の選手が実際に使用するまでに発展しました。

1990s
Foundations in Engineering — 工学分野での基礎研究

アイススラリー(氷粒子を含む流体)の流動特性・熱伝達特性・氷粒子生成技術に関する研究が本格化。空調・冷凍・食品・医療など、熱交換媒体としての応用が検討され、後の「飲むアイススラリー」の技術的基盤が確立。

2000s
Engineering Applications Expand — 工業応用の拡張

実機レベルの熱交換器での研究が進み、製造・輸送・安定性に関する知見が蓄積。"氷粒子を含む流体を制御する技術"として工業用途で成熟。

2010
Breakthrough in Sports Science — スポーツ科学への転換

Rodney Siegel らが「アイススラリー摂取は冷水よりも体温低下効果が大きい」ことを示す決定的研究を発表。冷水より 2.6 倍の体温低下、運動持続時間 19% 延長を実証。工業技術が「飲んで内部冷却」へと応用された最初の研究。

2011-2015
Development in Japan — 日本での応用研究

長谷川博先生(広島大学)らが、暑熱環境下の体温調節・運動能力に関する研究を多数発表。体温・皮膚温の低下、パフォーマンス維持に有効であることを実証。

2018
Brain Cooling Demonstrated — 脳温低下の実証

Scientific Reports(長谷川先生ら)にて、アイススラリー摂取により脳温が低下することを MRI で確認。冷水では得られない、内部冷却としての科学的価値が確立。

2017-2020
Toward Tokyo 2020 — オリンピックでの実用化

JISS(国立スポーツ科学センター)と広島大学が東京オリンピックに向けた暑熱対策としてアイススラリーを導入。サッカー日本代表(U-17〜U-23)など複数競技で試合前・ハーフタイムに摂取、東京2020大会期間中の使用も公式報告で確認されている。

Where It Works

スポーツ・現場・教育・日常へ。

アイススラリーは、屋外で人が熱にさらされるあらゆる場面で活用できます。Cool Lab Ice Slurry Maker は、これまで導入のハードルが高かった現場へ"電源なし・持ち運べる冷却"を届けます。

Sports
スポーツ
  • プレクーリング(運動前)
  • ハーフタイム・インターバル
  • 持久系競技での暑さ対策
  • 夏季大会でのコンディション維持
Outdoor Work
屋外作業
  • 建設・物流・警備の屋外作業
  • 高温環境でのコンディション維持
  • 暑さ負担が大きい現場
  • 始業前・休憩時の冷却
Schools & Education
学校・教育現場
  • 体育授業での暑さ対策
  • 部活動(特に屋外競技)
  • 運動会・行事での暑さ対策
  • 暑さに弱い生徒へのケア
Elderly & Daily Life
高齢者・一般生活
  • 夏季の体温管理
  • 暑さに弱い方のクーリング
  • 高齢者施設の暑さ対策
  • 日常の熱中症予防
How to Use & Make

飲み方と、つくり方。

アイススラリーは正しい量・タイミングで摂取することで真価を発揮します。家庭での自作方法と、現場へ持ち込むための課題、そして Cool Lab が出した答えを並べてご紹介します。

ICE Slurry Maker 使用イメージ

A飲み方の目安

How to Use
飲むタイミング
運動前(プレクーリング) / 休憩時 / 暑熱環境での作業前後
1回の目安量
約 100 g(一気飲みは避ける)
注意点
一度に大量摂取で胃に負担/冷えすぎ注意/既往症がある場合は医師に相談
出典:厚生労働省「職場における熱中症予防」6. プレクーリング

B家庭でのつくり方

DIY Recipe
手順
凍らせたスポーツ飲料 140 ml + 液体のスポーツ飲料 100 ml をミキサーで撹拌
持ち運び
真空断熱ボトルなど保冷性の高い容器に入れる
課題
各個人がご家庭で用意する必要。現場・チーム単位での運用が困難
そこで Cool Lab は──
現場の即戦力としてアイススラリーを生成できる「Ice Slurry Maker」を開発しました。↓ 製品詳細へ
'26 Summer New Product
Our Ice Slurry Maker

ボックスと蓄冷剤でつくる、
電源不要のアイススラリー生成キット。

最高スペックの真空断熱材を採用し、アイススラリー生成可能時間が長いのが最大の特長。前日にセットすれば、翌朝の始業前のひと口を実現。現場へ持ち運べる、新しい冷却ソリューションです。

専用蓄冷剤
Cool Lab ICE Ghost × 5枚
アイススラリー専用に開発された蓄冷剤
専用ボックス
高断熱VIPボックス
500〜600ml PET ボトルが 6 本入る持ち運びサイズ
電源
不要
現場・屋外・移動先でも使用可能
準備時間
5〜24時間
前夜セットで翌朝・午前から摂取可能
導入・お見積りのお問い合わせ
Cool Lab ICE Ghost 蓄冷剤 5枚セット Ice Slurry Maker 専用ボックス内部
How It Works

使い方は、4ステップ。

蓄冷剤を冷凍庫で凍らせ、ドリンクをボックスにセット──翌朝には、現場で振るだけでアイススラリーが完成します。電源も特別な機器も必要ありません。

STEP 01
準備(前日)

Cool Lab ICE Ghost を冷凍庫へ。ドリンクは冷蔵庫で冷やしておく。

冷凍庫 12時間以上 / 冷蔵庫 5時間以上
STEP 02
セット

ボックス内で蓄冷剤シールの凸と凹を合わせて囲いを作り、ドリンクを入れて上に蓄冷剤を乗せ、フタを閉める。

所要 約2分
STEP 03
冷却

ボックスのまま放置。VIP断熱で長時間維持。

5時間以上 24時間以内
STEP 04
振って完成

ボトルを取り出して強く振るだけ。微細な氷が立ち上がり、アイススラリーが完成。

所要 約10秒
例えば 朝8時にセットすると昼休み以降、前日17時にセットすると翌日の始業前や午前休憩時にアイススラリーを作れます。前日仕込み・現場即戦力という運用が成立します。
Expert Insights

専門家からの推薦。

遠山 健太 氏 ポートレート

近年、夏の猛暑はもはや災害レベルに達しており、スポーツの現場から日常の様々な局面において、熱中症への対策は人々の命に関わる最重要課題となっています。これまで私はスポーツ現場で多くのアスリートや子どもたちを見てきましたが、暑熱環境下における深部体温の過度な上昇は、パフォーマンスを著しく低下させるだけでなく、命の危険をもたらします。

そんな中、私たちが長年その高い効果に着目し、現場へいかに手軽に導入できるかを追い求めてきた究極の暑熱対策が「アイススラリー」です。微細な氷と液体が混ざったアイススラリーは、流動性が高く飲みやすいうえ、体内に入って氷の粒が溶ける際の融解熱を利用して大量の熱を奪います。冷水よりもはるかに効率的に深部体温の上昇を抑え、暑熱下での過換気や脳血流量の減少を軽減するなど、熱中症予防と運動能力の維持に絶大な効果を発揮するのです。

しかし、これまで現場でアイススラリーを作るには、電源が必要な高価で大型の専用機器が不可欠であり、導入のハードルが高いという課題がありました。そこで誕生したのが、スギヤマゲンの新たな「アイススラリーメーカー」です。最大の魅力は、電源不要で現場へ簡単に持ち運べるその「コンパクトさ」にあります。専用のクーラーボックスにペットボトルと蓄冷材をセットするだけで、最適な状態のアイススラリーが完成します。これを可能にしたのは、創業から90年以上にわたり医療・理化学機器の分野で確かな実績を築いてきたスギヤマゲンの高い技術力です。医療現場の検体輸送などで培われた極めて精度の高い温度管理技術があるからこそ、他社には真似できない確実な冷却性能を発揮するのです。

私たちには「この世から熱中症をなくす」という確固たる使命があります。スギヤマゲンの精巧なアイススラリーメーカーが世界中に広がることで、「熱中症」という言葉が死語になる日を、私は本気で目指しています。

遠山 健太(とおやま けんた)

全米ストレングス&コンディショニング協会認定 CSCS/博士(スポーツ健康科学)/株式会社ウィンゲート 代表取締役。ワシントン州立大学教育学部卒、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科博士後期課程修了。フィジカルコーチとして 2018 年平昌五輪まで 14 年間にわたり全日本フリースタイルスキーチームに帯同。著書に『ストレッチの基本』(エイ出版)ほか多数。

Frequently Asked Questions

よくあるご質問

Qどれくらい冷えるのですか?
アイススラリーの温度は概ね −1 ℃ 前後。冷水の摂取に比べて約 2.6 倍の体幹温低下効果が報告されており、微細な氷が体内で溶ける際の融解熱で長く冷やし続けます。「飲み物の冷たさ」ではなく、「氷の冷却力」を体内に届ける感覚です。
Q子どもや高齢者でも飲めますか?
健康な方であれば年齢に関わらずご利用いただけます。ただし一度に大量に摂取しない(1回約100g目安)、冷たさによる胃腸への負担に配慮する嚥下に不安のある方には流動性を確認してから提供するなどの注意点があります。既往症(心疾患・胃腸障害等)のある方は事前に医師にご相談ください。
Qどのくらいの頻度で飲めばよいですか?
運動・作業前のプレクーリングとして 1 回、暑熱環境下では 30〜60 分ごとの休憩時に 1 回が目安です。一度に大量に飲むのではなく、こまめに分けて摂取することで、深部体温の上昇を抑え続けることができます。
Q作り置きはできますか?
Cool Lab Ice Slurry Maker は、前日にセットすれば翌朝〜午前の使用に対応可能(5〜24 時間以内)。ただし、長時間放置すると氷の状態や衛生面が変化するため、セットから 24 時間以内のご使用を推奨します。一度作ったアイススラリーは速やかに飲み切ってください。
Q市販品や自作との違いは?
家庭の自作(凍結飲料+ミキサー)は手軽ですが、大量・現場利用・持ち運びには不向き。市販のアイススラリー製造機は電源と大型設備が必要で、屋外や移動を伴う現場には導入しづらい課題があります。Cool Lab Ice Slurry Maker は、電源不要・現場直行・前日仕込みOKという3点で他にない運用性を実現しています。

暑さに負けない夏を、現場へ。

Cool Lab Ice Slurry Maker は、企業・スポーツチーム・研究機関のニーズに合わせてご提案します。導入相談・サンプル提供・共同検証のいずれもお気軽にご連絡ください。

企業向け導入

建設・物流・製造などの現場での熱中症対策としての導入

スポーツチーム向け

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研究協力のご相談

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